〜高木屋〜takagiya.to
blog
掲示板オフ会用掲示板電気の話題Widnowsの話題写真館 | その他いろいろベンチマーク管理人よりサイトマップWEBメール

b-mobileインプレッション3

128kbps接続への準備

トラブル1

3月26日に128kbps接続へと回線速度が大幅にスピードアップ(現在は32kbps)するb-mobileですが、これに併せてDDIpocketではPHS網を改良するため、現在利用中のPHSカードのファームウェアのバージョンアップが必要になりました。

最新のファームウェアをb-mobileのホームページからダウンロードして、説明に従ってプログラムを実行します。
ところが、下の画面のようなメッセージが現れてファームウェアのバージョンアップができません。

b-mobileへ問い合わせたところ、ダイヤルアップ接続中でPHSカードが使われているとこのメッセージが出るとの回答がきました。
これは、説明にも注意として載っていたのでダイヤルアップは切断しています。
再度確認して実行しても同じ状態です。

考えられることとして、
1.プログラムのダウンロードを失敗していてプログラムが動作不良を起こしている(HTTPでDWするとたまにある)
2.デバイスドライバの不良(問題なく利用でるので考えにくい)
3.COMポート番号に指定がある(ファームウェアバージョンアッププログラムの仕様として考えられるが、注意事項として説明はない)

1.これは再度ダウンロードして実行しても同じ状態。
2.特に問題はない。(と思う)
3.COMポート番号が「14」のため疑う余地がある。

COMポート番号が14になっているのは、携帯電話で通信ができるように、メルコのIGM-UPDCというUSB接続の携帯電話アダプタを利用しているからなんですが、このアダプタは仕様上Windows20000では、使わない携帯電話の種類のモデムドライバもすべて導入してCOMポートを割り振ってしまいます。その数5つ。
また、1つのUSBポートごとに、それぞれドライバをインストールするために、USBコネクタの差し込み口を間違えると、またドライバをインストールしてCOMポートを割り振ってしまいます。
Librettoは2つのUSBポートがあり、私はよく差し間違いをするため、どちらのUSBポートでも利用可能状態・・・つまりCOMポートが10個予約されてしまっています。

メルコのIGM-UPDCによってCOM4〜13まで使用されてしまう。
画面ではPHSカードをCOM2として利用しているが、これは後で説明。

トラブル回避

一番怪しいのはやはり、COMポート番号。というわけでポート番号を変更することにしました。
コントロールパネルにある「電源とモデムのオプション」を開いてモデムタグを選び、内蔵モデム以外を削除します。
そしてCOMポート番号を割り振りたい順番で、デバイスを認識させます。
今回は、当然PHSカードなので、PHSカードを挿入してCOM4に割り当てます。
その後で、IGM-UPDCをUSBポート1、2にそれぞれ挿入してCOM5以降に割り当てます。
一度再起動して、ファームウェアのバージョンプログラムを実行すると、ファームウェアを書き換えている表示が出て1〜2分で作業が終了しました。
いったい、COM番号がいくつからプログラムが動作しなくなるか不明ですが、大きな番号が割り振られていると、実行できないことがわかりました。
動作しないプログラムがあったらCOMポート番号を疑ってみるのも必要かもしれません。

トラブル2

さて、無事にファームウェアのバージョンアップも終わり、3月26日の128kbps接続を待つばかりと思っていたのですが、またトラブルが発生です。
LibrettoというノートPCを利用しているのですが、休止モードを利用していて、作業が終わると、モニタのふたを閉じて休止状態に入ります。休止状態は、パソコンのメモリ上にあるデータをすべてハードディスクに格納して電源OFFをし、モニタのふたを開けると、再びハードディスクからメモリ上にデータを展開し利用できるようにする機能です。通常の起動に比べ、起動時間が短縮でき、その分バッテリー消費も少なくできるためこのモードを利用しています。

新たなトラブルとは、わたしが手を抜いたことが原因?で発生しました。
b-mobileのPHSカードは、ダイヤルアップ接続を利用して接続を行います。
そして、回線を切断するときは接続アイコンをクリックして切断を選ぶか、ブラウザに連動してダイヤルアップ接続の切断を行う場合があります。私は、回線切断は任意に行えるように、アイコンクリックで切断を選ぶようにしています。
先ほど説明した休止モードですが、ダイヤルアップ接続中であっても、ふたを閉じれば回線切断も行ってくれます。(電源を切るから当然といえば当然)
そのため、インターネット接続を利用して、パソコンの電源を切るときには、アイコンクリックで切断を選ぶ手間を省いてそのままふたを閉じてしまいます。
今までは問題なく利用できたのですが、ファームウェアのバージョンアップをしてからこんなメッセージが出て、シャットダウンしないと、PHSカードが利用できなくなってしまいました。

この現象は、回線が接続されて、ユーザーとパスワードの認証中画面が表示された後、表示されPHSカードが利用できなくなる。

トラブル1でも、COMポート番号を変更することでトラブル回避ができたので、望みを託して再びCOMポート番号を変更することしました。

トラブル回避

先ほどと同じ、コントロールパネルにある「電源とモデムのオプション」を開いてモデムタグを選び、BMH−10Jを選んでプロパティを開きます。「詳細」→「ポートの詳細設定」を選びます。
この中に、COMポートを変更するところがあるので、ここでCOM2を選びました。
Librettoでは、COM1、2は使用していないため空きとなっています。

設定変更後、ネットワークとダイヤルアップ接続で利用されるデバイスがPHSカードになっていることを確認して作業は終了です。
さて、再現実験です。ダイヤルアップ接続でb-mobileを利用します。回線接続がされたままの状態で、ふたを閉じて休止状態にし、再びふたを開いて、ダイヤルアップ接続でb-mobileを利用・・・・。エラー692の画面は現れません。
これで、面倒なことをしないで、ふたを閉じるだけでダイヤルアップ接続も切断できる便利な状態が戻ってきました。
今回のファームウェアのバージョンアップでは、COMポートの位置がシビアなものになっているようです。ノートPCでの利用が前提のデバイスだけに、早急に改善してものです。

新アクセラレータ機能登場だが・・・

b-mobileならではの機能、アクセラレータ機能に新アクセラレータが登場しました。
従来は、アクセラレータ機能「あり・なし」を選ぶだけでしたが、3月12日よりアクセラレータ機能「高速版(従来)・超高速版(新)・なし」となりました。
また愛称も正式なものになり、従来からあるアクセラレータ機能を、Marion(マリオン)そして新アクセラレータ機能を、Michelle(ミッシェル)と呼ぶようになりました。

マリオンとミッシェルは、ホームページにある画像(GIFやJPEGなど)の解像度を低くすることで、データ量を減らし見せかけの通信速度を速くする機能とテキストデータを圧縮する機能で構成されています。ミッシェルは、マリオンに比べ画像の解像度を低くする能力が強まっているため、画像劣化を犠牲にしても通信速度を速くする場合に有効となります。

b-mobileの説明によると、マリオンは1.5〜2倍、ミッシェルは2〜3倍の通信速度になるとこのことで、MAX96kbps相当となります。

というわけで、実際にどれぐらいか早速実験してみることにしました。
前回に引き続き、通信速度を計測するのにはフリーソフトのLine Speed Testerを利用しました。

推定回線速度結果(新アクセラレータ”ミッシェル”)
測定回数 DW速度(byte/sec)

大きいファイル

DW速度2(byte/sec)

小さいファイル

推定回線速度(kbps)
1 3170 2686 27.1
2 2526 2760 23.9
3 3206 3063 25.5
平均 2967.3 2836.3 25.5

アクセラレータ機能を有効に測定できていないのか、通信速度ほとんど変わりません。
そこで、ブロードランド(ADSL実験室)のJPEG画像(146kB)をダウンロードして測定してみるましたが、結果は変わらずでMAX27kbps相当でした。

体感速度

数値は別として体感速度については、マリオンに比べミッシェルの方が表示などがスムーズに行われるようです。感覚的には、60kbps相当ではないかと思います。

その他

いままで、プライベートアドレスで割り振られていたIPアドレスが、128kbps化に伴ってグローバルアドレスとなるようです。利用できなかった一部のソフトができるようになる反面、不正な侵入を受ける機会が増加するような気がします。次回のインプレッションでその辺りは、報告できると思いますのでお楽しみに。

記事について

2002年3月18日に掲載された

記事の誤りについて

通信速度を測る方法として、Line Speed Testerを利用していますが、本ソフトはプロキシを経由して測定することが出来ません。
よって、本記事内のアクセラレータ機能によるスピード測定結果は無効です。
該当箇所の削除も考えましたが、あえて残しています。